誰かを強く思うことで人は大きく飛躍する

私の周りは結婚したり、してなかったり半々だ。私はもちろん結婚をしていない部類に入る。付き合った人はいたが、私は彼と合わなかった。彼の自由気ままな性格が私にとっては重荷だったからだ。そして何よりも、彼はしっかりしているようで幼かった。

付き合っても自由である事を望んでいた。私はその事に疲れを覚え別れた。私はその事に振り回された経験がある為、あまり男性と付き合いたいという気持ちが無くなってしまった。周りは「振り回される人と付き合ったからよ。」というが、それだけではないと思う。

それだけ私にそれだけの深い想い入れがなかったからかもしれない。 私の友人にかつてから交際なんてしない。将来は絶対独身でいく。子供なんて嫌い。なんて言っているひとがいたが、時間が過ぎ人と関わるうちに変化が見られた。

「あの人が好きだ。」と言って何気なしにアピールしにいくありさまだ。見ているこっちがビックリだった。あまりの代わり様に驚きが隠せなかった。しかし、世間というのは無常なもので想いを寄せている相手程、振り向かせるのが難しい。

それでも、めげず、ダメなら他に好きな人を見つけると、またアピールしに行くという行動に出ていた。私はその様を眺めながら拍手を喝采したい気分になった。その時の自分にはもう無かったもので、最初は誰とも付き合わないと言っていた人の代わり様に驚いていた。

しかし、そうしているうちに彼には彼女ができた。友人からの紹介を辿りメールでやり取りを交わし、この人とならいう人が見つかったようだ。それからの友人は常に彼女といたと思う。出掛ける時も一緒にいた。

そして、彼は、実家暮らしをしていたが、家を出て彼女と暮らすためのマンションを借りる事にしたのだ。 本当に最初に頑なに誰とも付き合わないと言っていたのは誰だっただろう。と思えるぐらいの変化だ。しかし、このことで彼は子供から大人への成長を辿ったと言える。

彼は私にとっては大切な友人だ。これからも幸せになってほしいという気持ちは消えない。そして、彼には二人の男児が生まれた。これから大きく育っていく彼らに誇れる存在になってほしいと心から願う。

童貞から誰かと付き合う事で一人の男としてなりえたのなら、その事を彼の息子達にも伝えていってほしいと思う。大事な人と巡り会えた時大人への階段を一歩ずつ上がる事ができることを。